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従来より、痔の手術といえば、本件の事を言います。長年にわたり行われてきた手術ですが、それだけに信頼性も抜群で、再発率などのデータの蓄積も十分です。
近年は痛みを少なくする方法も行われるようになり、患者の負担は大幅に減りました。
■結さつ切除術とは何か■
文字通り、痔核を切除して結さつ(糸で縫う)する手術です。一般に痔核は3個できることが多く(一つが脱肛していたとしても、中には残り二つの痔核があることが多い)、3個同時に切除します。
手術時間は慣れた医師なら10分程度、大体15分前後あれば終わります。
以前は手術後に傷口を縫わないケースが多く、この場合排便時にかなりの痛みを伴う事が多く、これが痔の手術が恐れられてきた大きな要因だったのですが、現在は半分縫合する、半閉鎖法が一般的です。(傷の状態を都度確認し、すべて縫合する場合もありますし、現在でも縫合しないケースもあります)
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切除の場合、上の表にあるように、神経の通っている肛門部まで切除が及びますので、それで手術後に、痛みを感じるのです。半閉鎖法だと、肛門より上部を縫合する事になります。
■特徴■
表面に現れている痔核だけでなく、中にある痔核を3箇所切除する事が多いですから、1年後の再発率が2%程度と、他の外科的療法に比較して、きわめて術後の経過が良好なのが特徴で、その意味から、最も信頼のおける治療法です。。病院によっては、根治手術、と言う表現をとる事も多いです。
また、外痔を伴っている場合は、他の外科的療法では除去できないため、この切除法であわせて取り除く事ができます。有効になります。
■リスクについて■
慣れた医師が執刀すれば全く問題ないのですが、切除範囲が大きいと、まれに肛門括約筋を傷つけるケースもあるようです。(基本的にそういったことはないと思っても良いレベル)
他の外科的療法に比べると、術後の疼痛、排便時の痛みはどうしても避けて通るわけにはいかないです。ただし、半閉鎖法の普及により、従前は手術後の患者の9割程度が、痛み止めを処方されていたのに対し、現在は1割程度のようです。つまり、普通に我慢できるような痛みのレベルになっています。
■痛みなどはないのか■
治療時には、下半身麻酔を施します。背骨下部に注射を打って麻酔をかける事になります。これもまた痛そうですが、普通に腕に注射するような注射針よりかなり細いものなので、チクンとする程度のようです。
術後は、肛門に傷が付いていますので、疼痛があります。しかしこれは現在は痛み止めを飲まなくても、我慢できるレベルにまで改善しています。
排便時にも痛みがあります。痛みの程度は、切れ痔になったときの痛み程度、との事です。なんだか痛そうですが、病院では排便のコントロール、つまり便が硬くならないような指導も行われますので、我慢できない痛みという事ではないようです。
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