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PPH法もまず耳にする事のない治療法です。進行が中程度の内痔核に行われる治療法で、最近登場したものです。ヨーロッパでは広く普及していて、痔の外科的治療法では最も一般的なものです。
■PPH法とは何か■
まず、PPH とはPocedure for Prolapse & Hemorrhoidsの略称です。

直腸内部に自動縫合器を挿入したのち、機械の中にに直腸粘膜を引っ張り込みます。そしてその粘膜を切除すると同時に傷口を縫合、機械の中に引っ張り込んだ分だけ、痔核が上に吊り上げられます。
■特徴■
この粘膜切除により、痔核に流入する血流が遮断されるため、痔核は時間と共に縮小してゆきます。また、痔核自体も、上に吊り上げられる事で、脱肛した状態ではなくなります。(患部事態は残存し、無くなるわけではありません)
さらに、肛門部は傷つけない治療法なので、痛みがほとんどありません。外から見ても、肛門の腫れはなく、手術したのが分らないほどです。
■リスクについて■
治療時の出血は、他の外科的治療法に比べると多いです。
機械により全周囲にできた痔核を治療するには良いのですが、一部が脱肛したような痔核には適していません。
また、直腸の粘膜を必要以上に切除してしまうリスクや、極めてまれですが肛門括約筋のごく一部も除去される可能性もあります。
■痛みなどはないのか■
治療時には、下半身麻酔を施します。これは肛門周辺の緊張を解くためで、切除する箇所はもともと痛さを感じる神経が通っていない部位ですので、痛みはありません。
術後の痛みも、ほとんど気にならない程度です。
肛門は、直腸部は痛みを感じないのですが、肛門の表皮部分は大変デリケートで、ここが傷付くと非常に痛みます。手術によって痛みを感じるのは表皮部分に傷が付くためです。
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